ジャパンカップ(JC)の特集記事

第27回ジャパンカップ

今週のメインレースは、府中で争われる世界一決定戦の第27回ジャパンカップである。


第27回ジャパンカップには、能力、馬場適性及び体調のすべてが未知数の外国馬が出走することもあり、予想としては一年間で最も難しいレースである。


よって、競馬理論は、第27回ジャパンカップの馬券の購入をあまりお勧めしないが、全力で予想し的中には近づきたいとは考えている。


競馬理論のファンの方は、難解なレースであることを頭に入れて、第27回ジャパンカップの馬券を購入して欲しい。


第27回ジャパンカップで1番人気になりそうなのは、メイショウサムソン(武豊)である。


メイショウサムソンは、天皇賞春天皇賞秋を連覇しており、日本馬の中でジャパンカップ制覇に最も近い馬であることは間違いない。


また、今年に入って唯一の敗戦である宝塚記念にしても、メイショウサムソンは、ハイペースを早めに先頭に立つ横綱競馬で2着に敗れたものであって、内容的にはアドマイヤムーンを上回る。

更に、前走の天皇賞秋から名手武豊騎手が騎乗しており、メイショウサムソンは、これまでよりも堅実さを増すであろう。


これらのことから、競馬理論は、第27回ジャパンカップでも、メイショウサムソンに高い評価を与えるべきと判断している。


第27回ジャパンカップでは、アドマイヤムーン(岩田)も人気になりそうである。アドマイヤムーンは、休み明けで挑んだ天皇賞秋で6着に敗れてしまったが、直線で大きな不利を受けたことを考慮すれば天皇賞秋の敗戦は度外視できる。


よって、叩き2走目となるジャパンカップにおいて、アドマイヤムーンが、宝塚記念のように、メイショウサムソンと互角以上の競馬をしても不思議はないと競馬理論では判断している。


ただし、メイショウサムソンが石橋騎手から武豊騎手にスイッチした分だけ、第27回ジャパンカップでも、メイショウサムソンがアドマイヤムーンに先着する可能性は高い。


第27回ジャパンカップに出走する日本馬では、ポップロック(ペリエ)及びインティライミも通用しそうである。


ポップロックは、G1勝ちの実績こそないが、有馬記念2着、宝塚記念3着の実績から、第27回ジャパンカップでも通用する能力を秘める。


特に、去年の有馬記念では、ポップロックは、ディープインパクトの2着に好走しており、メイショウサムソンに先着を果たしている。


また、ポップロックは、距離が伸びれば伸びるほど能力を発揮できるので、距離不足の天皇賞秋よりもメイショウサムソンとの差を詰めるだろう。


よって、ペリエ騎手の騎乗次第では、ポップロックが第27回ジャパンカップにおいて念願のG1制覇を果たしてもおかしくはないと競馬理論では判断している。


ポップロックが通用するのであれば、京都大章典でポップロックを破ったインティライミも通用するはずである。


しかしながら、京都大章典ではポップロックが休み明けで58キロの斤量を背負っていたのに対し、インティライミは、叩き2走目で57キロの斤量であった。


よって、第27回ジャパンカップでは、ポップロックが、インティライミに先着する可能性が高いと競馬理論では判断している。


ダービー馬ウオッカも、第27回ジャパンカップに出走しそうである。ウオッカの評価は非常に難しい。


ウオッカは、64年ぶりに牝馬のダービー制覇を果たした馬であり、実力自体は第27回ジャパンカップでも通用するであろう。


しかしながら、エリザベス女王杯を取り消した後で順調とは必ずしも言えない中で、ウオッカが国際G1のジャパンカップを制覇できるほど競馬は甘くない気がする。


ただし、64年ぶりの牝馬のダービー制覇を果たしたウオッカであれば、人知を超えて第27回ジャパンカップ制覇を果たしてしまう気もする。


よって、競馬理論は、調教などでウオッカの体調を見極めて、ウオッカの最終的な評価を決断しようと考えている。


第27回ジャパンカップでは、ドリームパスポート(安藤)が復活する。


競馬理論は、以前から、メイショウサムソンよりも、ドリームパスポートに高い評価を与えていた。


よって、ドリームパスポートは、第27回ジャパンカップでも能力的には通用するであろう。


しかしながら、ドリームパスポートが8ヶ月ぶりの実戦でいきなり能力を発揮できる可能性は高くない。


よって、競馬理論は、ドリームパスポートの能力の高さを高く評価しながらも、第27回ジャパンカップにおいては、ドリームパスポートを押さえ程度の評価にとどめる予定である。


第27回ジャパンカップに出走する外国馬では、凱旋門賞馬ディラントーマスが最も注目される。


ディラントーマスは、メイショウサムソン及びウオッカが出走を断念した凱旋門賞の勝ち馬であり、実績的には日本の有力各馬を上回る。


そこで、ディラントーマスにとっては、日本の馬場への適性や体調などがポイントとなる。


よって、競馬理論は、調教などを分析して、ディラントーマスの最終的な評価を決断しようと考えている。
他の外国馬についても、能力、体調及び馬場適性をレース直前まで見極めていきたいと競馬理論では判断している。


以上のように、第27回ジャパンカップに出走する有力各馬の能力を分析した。


第27回ジャパンカップは、一年を通じて最も難解なレースであるが、様々な観点を分析することによって、少しでも的中に近づきたいと競馬理論では考えている。

第26回ジャパンカップ(JC)

今週のメインレースは、第26回ジャパンカップである。第26回ジャパンカップでは、ディープインパクト(武豊)とハーツクライ(ルメール)との対戦が最大の注目を集める。

果たして、ディープインパクトは、ハーツクライを破って、有馬記念の雪辱を果たすことができるのであろうか?


一番人気は、ディープインパクトであろう。ディープインパクトは、凱旋門賞失格というアクシデントがあったものの、日本国内では敵なしのレースが続いている。日本国内において、ディープインパクトは、有馬記念でハーツクライの2着に唯一敗れている。しかし、この有馬記念のレース内容を振り返ると(有馬記念の競馬理論参照)、ディープインパクトは、小回りの中山競馬場のイン有利な馬場を、終始外を回る横綱競馬で勝ちに行ったことによって、ハーツクライの2着に敗れてしまった。つまり、ディープインパクトは、有馬記念でハーツクライに敗れはしたものの、レース内容的にはハーツクライを遥かに上回っていた。


よって、内外のいずれでも伸びる今の東京競馬場で行われるジャパンカップでは、ディープインパクトが、ハーツクライに敗れる可能性は低いと競馬理論では判断している。ディープインパクトは、第26回ジャパンカップで国内最強馬であることを改めて示してくれるだろう。つまり、競馬理論は、ディープインパクトをジャパンカップの不動の本命候補と判断している。競馬理論は、ディープインパクトを本命に予想する予定なので、第26回ジャパンカップの馬券の購入はお勧めしない。


特に、ジャパンカップには、能力を分析不能な外国馬が2頭出走する。このジャパンカップのように、馬券的に魅力がなく、且つ不確定要素が多いレースは、馬券の期待値を高めるという観点からは、馬券を絶対に購入してはいけないレースであると競馬理論では考えているからである。ただ、競馬理論のファンの方の中にも、せっかくのジャパンカップだから、馬券を買いたいという方もいるであろう。その方のために、競馬理論では、ジャパンカップを予想するが、馬券の購入をお勧めしているわけではないということを頭に入れておいて欲しい。


つまり、ジャパンカップの馬券を購入するにしても、見物料程度の金額にとどめておいて欲しいと競馬理論では考えている。


話はそれてしまったが、ディープインパクトの2着争いに話を戻す。ジャパンカップで2番人気が予想されるのは、ハーツクライ(ルメール)である。ハーツクライは、去年の有馬記念以来の出走となるが、ジャパンカップを目標に乗り込んでおり、体調的には問題なさそうである。


ハーツクライは、去年のジャパンカップでは好時計で2着しており、東京2400mも得意の条件である。但し、ハーツクライの去年のジャパンカップでの2着及び有馬記念での勝利は、ルメール騎手の好騎乗及び絶好の展開に恵まれてのものとも判断できる。よって、ディープインパクトとハーツクライの馬券が2倍程度であれば、馬券の期待値を考えて、ハーツクライを軽視すべきと競馬理論では判断している。


2冠馬メイショウサムソン(石橋)も人気になりそうである。但し、メイショウサムソンの2冠(ダービー、皐月賞)は、共に先行馬有利の展開に恵まれたものである。よって、3歳馬の中では、実力的には、メイショウサムソンよりもドリームパスポート(横山典)が上である。つまり、菊花賞と同様に、ドリームパスポートが、メイショウサムソンに先着する可能性が極めて高いと競馬理論では判断している。


天皇賞組からは、コスモバルク(五十嵐)及びスウィフトカレントが出走する。天皇賞では、スウィフトカレントは、中段のインを進み、直線でも有力馬が無駄な距離を走る外を回る中、横山騎手の絶好の騎乗でインを突くことによって、2着と好走した。一方のコスモバルクは、人気馬の宿命のため、外を回って自ら勝ちに行く競馬で、4着に敗れた。


つまり、天皇賞ではスウィフトカレントが先着したものの、レース内容的にはコスモバルクが上回っている。よって、第26回ジャパンカップでは、コスモバルクとスウィフトカレントとは、展開一つで着順が入れ替わると競馬理論では判断している。


なお、オールカマーのレース内容を振り返ると、牝馬のディアデラノビア(岩田)も、コスモバルク及びスウィフトカレント程度が相手ならば、差のない競馬をするハズである。後は、外国馬2頭がどこまで、ディープインパクトに迫れるかどうかである。外国馬2頭の中では、ウィジャボード(デットーリ)が有力である。ウィジャボードは、去年のジャパンカップで5着敗れているが、超ハイペースの中、4コーナで先行集団に取り付く横綱競馬をしての敗戦であり、レース内容的には2着のハーツクライを上回っていた。


つまり、競馬理論では、ハーツクライよりも、ウィジャボードに高い評価を与えるべきと判断している。更に、去年のジャパンカップの内容からは、ウィジャボードが、ディープインパクトに迫る可能性までも否定できないと競馬理論では判断している。第26回ジャパンカップは、年内一杯で引退するディープインパクト一色のレースとなるであろう。競馬理論は、第26回ジャパンカップを馬券的に魅力のないレースと判断しているが、ディープインパクトのレース内容には大いに注目している。

競馬理論のファンの方も、伝説の名馬となるディープインパクトの残り2戦を目に焼き付けておいて欲しい。

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【毎週更新】2008年11月06日
先週のレース検証

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