今週のメインレースは、第26回ジャパンカップである。第26回ジャパンカップでは、ディープインパクト(武豊)とハーツクライ(ルメール)との対戦が最大の注目を集める。
果たして、ディープインパクトは、ハーツクライを破って、有馬記念の雪辱を果たすことができるのであろうか?
一番人気は、ディープインパクトであろう。ディープインパクトは、凱旋門賞失格というアクシデントがあったものの、日本国内では敵なしのレースが続いている。日本国内において、ディープインパクトは、有馬記念でハーツクライの2着に唯一敗れている。しかし、この有馬記念のレース内容を振り返ると(有馬記念の競馬理論参照)、ディープインパクトは、小回りの中山競馬場のイン有利な馬場を、終始外を回る横綱競馬で勝ちに行ったことによって、ハーツクライの2着に敗れてしまった。つまり、ディープインパクトは、有馬記念でハーツクライに敗れはしたものの、レース内容的にはハーツクライを遥かに上回っていた。
よって、内外のいずれでも伸びる今の東京競馬場で行われるジャパンカップでは、ディープインパクトが、ハーツクライに敗れる可能性は低いと競馬理論では判断している。ディープインパクトは、第26回ジャパンカップで国内最強馬であることを改めて示してくれるだろう。つまり、競馬理論は、ディープインパクトをジャパンカップの不動の本命候補と判断している。競馬理論は、ディープインパクトを本命に予想する予定なので、第26回ジャパンカップの馬券の購入はお勧めしない。
特に、ジャパンカップには、能力を分析不能な外国馬が2頭出走する。このジャパンカップのように、馬券的に魅力がなく、且つ不確定要素が多いレースは、馬券の期待値を高めるという観点からは、馬券を絶対に購入してはいけないレースであると競馬理論では考えているからである。ただ、競馬理論のファンの方の中にも、せっかくのジャパンカップだから、馬券を買いたいという方もいるであろう。その方のために、競馬理論では、ジャパンカップを予想するが、馬券の購入をお勧めしているわけではないということを頭に入れておいて欲しい。
つまり、ジャパンカップの馬券を購入するにしても、見物料程度の金額にとどめておいて欲しいと競馬理論では考えている。
話はそれてしまったが、ディープインパクトの2着争いに話を戻す。ジャパンカップで2番人気が予想されるのは、ハーツクライ(ルメール)である。ハーツクライは、去年の有馬記念以来の出走となるが、ジャパンカップを目標に乗り込んでおり、体調的には問題なさそうである。
ハーツクライは、去年のジャパンカップでは好時計で2着しており、東京2400mも得意の条件である。但し、ハーツクライの去年のジャパンカップでの2着及び有馬記念での勝利は、ルメール騎手の好騎乗及び絶好の展開に恵まれてのものとも判断できる。よって、ディープインパクトとハーツクライの馬券が2倍程度であれば、馬券の期待値を考えて、ハーツクライを軽視すべきと競馬理論では判断している。
2冠馬メイショウサムソン(石橋)も人気になりそうである。但し、メイショウサムソンの2冠(ダービー、皐月賞)は、共に先行馬有利の展開に恵まれたものである。よって、3歳馬の中では、実力的には、メイショウサムソンよりもドリームパスポート(横山典)が上である。つまり、菊花賞と同様に、ドリームパスポートが、メイショウサムソンに先着する可能性が極めて高いと競馬理論では判断している。
天皇賞組からは、コスモバルク(五十嵐)及びスウィフトカレントが出走する。天皇賞では、スウィフトカレントは、中段のインを進み、直線でも有力馬が無駄な距離を走る外を回る中、横山騎手の絶好の騎乗でインを突くことによって、2着と好走した。一方のコスモバルクは、人気馬の宿命のため、外を回って自ら勝ちに行く競馬で、4着に敗れた。
つまり、天皇賞ではスウィフトカレントが先着したものの、レース内容的にはコスモバルクが上回っている。よって、第26回ジャパンカップでは、コスモバルクとスウィフトカレントとは、展開一つで着順が入れ替わると競馬理論では判断している。
なお、オールカマーのレース内容を振り返ると、牝馬のディアデラノビア(岩田)も、コスモバルク及びスウィフトカレント程度が相手ならば、差のない競馬をするハズである。後は、外国馬2頭がどこまで、ディープインパクトに迫れるかどうかである。外国馬2頭の中では、ウィジャボード(デットーリ)が有力である。ウィジャボードは、去年のジャパンカップで5着敗れているが、超ハイペースの中、4コーナで先行集団に取り付く横綱競馬をしての敗戦であり、レース内容的には2着のハーツクライを上回っていた。
つまり、競馬理論では、ハーツクライよりも、ウィジャボードに高い評価を与えるべきと判断している。更に、去年のジャパンカップの内容からは、ウィジャボードが、ディープインパクトに迫る可能性までも否定できないと競馬理論では判断している。第26回ジャパンカップは、年内一杯で引退するディープインパクト一色のレースとなるであろう。競馬理論は、第26回ジャパンカップを馬券的に魅力のないレースと判断しているが、ディープインパクトのレース内容には大いに注目している。
競馬理論のファンの方も、伝説の名馬となるディープインパクトの残り2戦を目に焼き付けておいて欲しい。







